コペンハーゲン観光 地元の友達のおすすめ3
デンマーク 4日目
カフェAbsalonで朝ごはん
アーランダ国際空港(ストックホルムへ移動)
***
Absalon(カフェ)
コペンハーゲン観光も最終日。
朝は再びデンマーク人の友人と落ち合って、Absalon(カフェ)で朝ごはん。
ほんとうはMad & Kaffeで待ち合わせしたんだけど、
祝日の朝にも関わらず、行列が出来ていたので
近くのAbsalonに切り替えた。
偶然にも、このカフェはNHKのドキュメンタリー番組
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/4826/1942042/index.html
「世界はほしいモノにあふれてる▽心地よい暮らし 北欧照明を探す旅~デンマーク編」
で紹介されていた教会カフェだった。
卓球台もあって、自由な雰囲気で楽しい。
入り口を入るといきなり座席が広がって、大にぎわい。
入り口からは見えないけれど、一番奥左手側にカウンターがあって
コーヒーやケーキ、サンドイッチなど好きなものを注文できる。
テレビで見たお店なので、テンションが上がった。
朝早くから、夜遅くまで営業しており、
日替わりでイベントがあるようだ。
観光客は少なく、ほぼデンマーク人で賑わっていた。
Mad & Kaffe(カフェ)
いきそびれたカフェ。
友人お気に入りのカフェだそうで、市内に何店舗かあるようだ。
機械があれば、今度行ってみたいな。
***
コペンハーゲン市内に住む友人がお勧めしてくれたオーガニックなお店も紹介!
Det Rene Brød(パン屋)
1988年から続くオーガニック100%のパン屋。
(さすがベジタリアンの友人御用達のパン屋!)
日本がバブルの頃に、デンマーク人はオーガニックという価値観を持っていたのが
すごい・・。
店内のショーケースにはパンがぎっしりで、どのパンも美味しそう。
店の奥はカフェスペース。
我々はパンを買って、ルイジアナ美術館に行く電車の中で食べた。
デニッシュを買ったんだけど、デニッシュだけでも数種類あって
よしうめはシナモンデニッシュが一番好きだった。
HPの中にパンに使われている原材料を細かく記載してあるページがあり、
本当に徹底していて感心。
***
コペンハーゲンSaxogade通りにある2つのオーガニック食料品店も
ベジタリアンの友人が紹介してくれたお店だ。
LØS MARKET(オーガニック食料品店)
このお店のコンセプトはズバリ無包装。
小麦粉などの粉物も包装されていないのには驚いた。
HPのコンセプトには企業としての志がしっかり明記されてる。
日本にはまだこういうタイプのお店は少ないけど
これから増えてきそうだし、近所にこんなお店があったら利用してみたい。
Naturli' Social Food Room.(オーガニック食料品店)
https://www.naturli-foods.dk/saxogade/
LOS MARKETとの斜め向かいにあるオーガニック食品店。
ベジタリアンの友人御用達のNaturliというブランドのお店。
友人はオーガニックオートミールを朝食の時によく飲んでいた。
彼は冷たい牛乳だとお腹が痛くなるから、オートミールを飲んでいるらしい。
味はうっすい豆乳みたいで、豆乳ほど豆臭さがない。
よしうめはこのお店で売っている飲み物、全て初めて目にした。
日本にはオートミール飲料ってまだないような・・。
どんな物でも手に入る、と思っていた日本でもない物があるなんて驚き。
このブランドの製品は
コペンハーゲンの百貨店(イルマとかイルムとか)の食料品売り場でも発見できた。
びっくりしたのが、HPのQ&Aページ。
かなり細かく商品の背景を説明している。
***
大満喫のコペンハーゲン。
物価が高くてびっくりしたけど、建築はカッコいいし、自然は多いし、街はクリーンだし最高だった。
特に自転車であちこち巡ることができるコンパクトさも良かった。
初夏で寒すぎず、暑すぎず気候もちょうどよい。
デンマークに行って一番の収穫は、ヒュッゲという言葉を知れたことと、
環境に対しての考え方が消費行動に繋がっている友人の姿をみれたことだ。
また行きたいな、デンマーク。
続く。
コペンハーゲン 地元の友達のおすすめ2
コペンハーゲン 3日目
・ストロイエ周辺散策
・スチールハウスコペンハーゲン
前日まではデンマーク人の友達の家に宿泊していたけど
コペンハーゲン最終日の夜は中央駅から近いホステルに宿泊。
友達のオススメを中心にコペンハーゲンを満喫した。
***
▼コペンハーゲンのおすすめ第一弾はこちら
▼コペンハーゲンのホームステイの様子はこちら
***
チボリ公園
デンマーク人の友人に、コペンハーゲン のおすすめを聞いたら、
「チボリ公園!Very Danish!(とてもデンマークらしい場所だよ!)」とはっきり断言するので、行ってみた。
入場料だけ支払って、園内をブラブラ。
敷地はそんなに広くは無いが、とても綺麗に整備されていて、花が咲き乱れていた。
ジェットコースターやフリーフォール(高いところから落ちるやつ)もあるし、幼児用のアスレチックみたいなのもあるので、年齢問わず楽しめそうな遊園地。
遊園地なのにキャラクターらしいものといえば、不気味な白いピエロくらいなので
すぐキャラクターを作っちゃう日本では考えられない落ち着いた感じの雰囲気。
再入場可能だから、昼と夜の両方訪問したけど、夜も雰囲気があって素敵。
イルムス(Illums Bolighus)のお店もあって、夜もバッチリ営業してた。
ストロイエ通りのお店が閉まる21時以降も園内のイルムスは営業していたので、
コペンハーゲンの夜を満喫するには絶好の場所。
クリスチャニア
ヒッピーの自治区。
コペンハーゲン の中にありながら、なんとなくコペンハーゲン っぽく無い雰囲気のする場所だった。
犬はノーリードで歩いているし、服装もみんなラフ。
夏は音楽フェスがあり地元の若い子たちはそのフェスに行ったりするそうだ。
昼間に訪問したので、観光客が大勢いたこともあってか怖い雰囲気はなかったが、
前日に友人(デンマーク人)から
「マリファナ吸ってハイになった人に絡まれるかもよ~笑」と冗談で言われたことが
脳裏にちらつき、よしうめたちはど緊張。
マリファナを売っている場所は、写真禁止区域。
それを知らない観光客の老夫婦がカメラを出した瞬間、お店の人たちに
一斉に注意されていたのを見て、よしうめたちはさらにビビってしまい
写真OKのエリアでもカメラを取りだせない・・・。
マリファナ通りは、とてつもなく独特な匂い(多分マリファナの匂い)がしており、
とにかく臭かったので、ギャラリーやカフェに入ることなく観光終了。
自由な雰囲気が魅力の街で、ガチガチに固まってしまい無念・・・。
ストロイエ散策
クリスチャニアで縮みあがった肝っ玉(特に怖い体験はしてない)を元に戻すべく
ストロイエ通りへ。
ストロイエは日本でいう表参道みたいなところで、
旅行中にまともなショッピングをしていなかったので、よしうめたちはわくわく!
時間がなくて、裏通りまで散策できなかったけど、裏通りも相当可愛らしい
お店がたくさんあった。
ショッピングが好きなら、ストロイエをぶらぶらするのはめちゃくちゃ楽しい!
・HAY house
人気のデザインショップ。
ガイドブックに手頃な値段だ、という記載があったので、何を買おうか楽しみにしてたけど、全部高い!
日本の友人用におみやげを買ってなかったのでお土産探し。
お土産用にスポンジを買ったんだけど1つ500円した。
(500円もかけて消耗品のスポンジを買ったんだろう・・。)
商品の色使いがとにかくオシャレなので、北欧デザインを体感できるのでとにかく
お店をブラブラするのが楽しい。
・イルムス・ボーリフ(Illums Bolighus)
NHKの番組でデンマーク の照明特集をやった時に、このお店の照明フロアーが紹介されてて素敵だったので、行ってみたかったお店。
店内はインテリア好きにはたまらない品揃え。
特に照明はびっくりするほど種類があった。
とにかく品数は多いし、フロアーも広くて見応えがあるので、
ここで時間を使ってしまって
ロイヤルコペンハーゲンやジョージ・ジェンセンのお店が見れなかったけど、
多くの北欧デザインを見れて楽しかった。
カストラップ空港の国際線ターミナルにも同ショップがあるので
雑貨を買うのであれば免税店を利用するのも手かな、と思う。
・イルム(Illums)
同じストロイエ通りにある『イルムス・ボーリフ(Illums Bolighus)』と勘違いして入ってしまった。
名前が似てる。
イルム(Illums)は百貨店で、生活雑貨(キッチン用品、食器、テキスタイル )から食料品まで様々。
イルムス・ボーリフ(Illums Bolighus)の方が圧倒的におしゃれでインテリアに特化している。
地下の食品売り場にはオーガニック食品もあってお土産にぴったり。
オットがお土産にミューズリーを買っているのを見て、
HAY houseのお洒落スポンジではなくミューズリーにすればよかったと後悔するも時すでに遅し・・・。
・リズ・ラズ(Restaunrant Riz Raz)
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g189541-d866276-Reviews-RizRaz-Copenhagen_Zealand.html
『地球の歩き方』に掲載されていたベジタリアン料理のビュッフェレストラン。
ディナー99DKKでリーズナブルなのと、生野菜が食べたくてこのレストランに行ったんだけど、めっっちゃ美味しかった。
デンマーク人の友人(ベジタリアン)も良く行くお店らしく、このお店のことを知っていた。
「美味しいから食べ過ぎちゃう。」って言ってたけどわかるわ~~!!
ベジタリアン向けの料理って、こんなにも種類があって美味しいんだ!と目から鱗だった。
・スチールハウスコペンハーゲン /Steel House Copenhagen
https://www.booking.com/hotel/dk/steel-house-copenhagen.ja.html
コペンハーゲン駅に近い、スチールハウスに宿泊。
ツインルームに宿泊(風呂トイレ付き)。
ドミトリーの部屋もある。ホテルは新しいので設備が綺麗で、
ホテル内にジムやプールもある。
ランドリーもあったけど、時間の都合上使用しなかった。
予約はBooking.comで日本で済ませたんだけど、チェックインは専用の機械でやった。
北欧のお風呂はバスタブなしが多いようで、友人の家もストックホルムのホテルも同じだった。
シャワールームは狭いけど、水捌けがいいように床に傾斜がついてる合理的なデザインに関心した。
このホテルにはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープが完備。
レンタル自転車を借りることができるのが便利。
時間貸しもやってるので短時間でも借りれるのがよい。
ただ子供用の自転車はなく、全て大人用。
大人用といえど北欧規格でサドルの高さは高めで160センチのよしうめはギリギリ足がつくぐらいだった。
自転車を借りて、観光できたので本当にありがたかった!!
コペンハーゲンの自転車の乗り方はコチラをみてね
続きます。
コペンハーゲン レンタル自転車のルール
コペンハーゲン市内の移動は自転車が便利。
デンマーク人の友人に
コペンハーゲン観光での移動手段を尋ねたところ、「自転車がいいよ!」とアドバイスをもらった。
友人の家の近くの自転車屋さんでレンタルサイクルを借りる。
2日間で¥5000くらい。
すごいローカルな自転車屋さんだったので、
契約は友人がやってくれたけど、
泊まるホテルによっては、自転車のレンタルサービスがあるところもある。
よしうめ達も、コペンハーゲン滞在中(3日目)はホテルの自転車を借りた。
★自転車の走行時のルール★
・自転車専用のレーンを走行する
自転車専用道路の左側は追い越し車線。
慣れないうちは、道路の右側を走行して様子を見よう。
・自転車用の信号を利用する
自転車用の信号は縦に3つ並んだ小さな信号。(下記の写真参照)
歩行者用の道や、
自転車専用レーンを外れて反対側の道に渡りたいときは、必ず自転車を降りる。
横断歩道を渡って、道の反対側にいきたいときも自転車から降りてわたる。
★走行中の3つのサイン★
・止まる時→片手をあげる
・右に曲がる時→右手をあげる
・左に曲がる時→左手をあげる
160センチのよしうめは、
子供用の自転車を借りてコペンハーゲンの街を疾走した。
コペンハーゲンはほとんど坂が無いので、電動アシスト付きの自転車じゃなくても大丈夫。
地元の人たちの自転車の乗り方をじーっと観察していざ実践。
慣れてみると、自転車ほど移動しやすいツールはない。
ちなみにバスも利用したけど、クレジットカードが使えず、旅行中は現金をもたなかったよしうめたちは友達に現金を借りた。
コペンハーゲンはコンパクトな街なので、自転車でほとんどの観光スポットへ移動できる。
車と違って、免許証も不要だし移動手段としては最強。
自転車を乗りこなし、気分はコペンハーゲンっ子。
ぜひ、トライしてみて!
コペンハーゲンの旅 地元の友達おすすめまとめ
コペンハーゲン1日目
ルイジアナ美術館
コペンハーゲン 観光ボート
ブラックダイヤモンド(王立図書館)
***
コペンハーゲンから電車で25分くらい。
最寄駅から歩いて15分。
最寄駅から美術館までの道順は、ほぼ1本道でわかりやすい。
ほんとうに素晴らしい美術館だった。
ルイジアナ美術館は海沿いにあり
海を見下ろす中庭がとにかく最高。
上記の写真は美術館の中庭で撮った写真。
リゾートホテルのお庭みたいなかんじがするけど、美術館の中庭で、海を見ながらスケッチしている人やカフェでお茶をしてのんびりしていたり、多くの人たちが気持ち良さそうにしていた。
建築や内装のデザインもとにかく最高。
収蔵作品は現代・近代美術が主だけど、
作品に興味がなくても、全然楽しめるくらい
美術館の雰囲気がいい。
絵画作品が飾ってあるエリアは絵画をたのしめるよう白壁メインの空間だ。
そこを抜けると、大きな窓かあって、
海が見えたりお庭がみえたり、休む場所もあって、美術館内をぐるぐる歩くのがとても楽しい。
彫刻が展示してある部屋は特に
大きな窓から太陽の光が入ってきて空間がとても気持ちいい。
上記の写真はジャコメッティの彫刻を展示している部屋。
美術館内に使われてる照明もどれも素敵で、ぜんぶ欲くなった。
中庭にはカフェがあって、海を見降ろして
ごはんを食べることができる。
バイキングもあって、美味しそうだったけど、3000円くらいしたので単品でオープンサンドをたべた。
オープンサンドの具はカリカリに焼いた豚肉。味は美味しいけど、お肉がびっくりするほど硬くて顎がめちゃくちゃ疲れた。
個人的にはサーモンのオープンサンドのほうが美味しかったけど、硬い豚肉の方はデンマークの伝統的なオープンサンドらしい。
***
ルイジアナ美術館を満喫して、コペンハーゲン市内へ戻ってきた。
デンマーク人イチオシのボートクルーズへ。
ボートはニューハウンからでており、
1000円で約40分くらいのツアーに参加した。ボートの上から人魚の像やブラックダイヤモンド(王立美術館)などコペンハーゲンの観光スポットを眺めることができる。
価格が安いわりに、色々と観れるので
満足度が高かった。
さすがデンマーク人がおすすめするだけある!ちなみにニューハウンの周りのレストランはとても高いけど美味しくないからやめた方がいいよ、アドバイスをもらう。
ブラックダイヤモンド(王立美術館)があまりにもかっこよかったので、中に入ってみたくなり訪問。ニューハウンからブラックダイヤモンドまでは自転車で5分ほど。
外観はバキバキのお洒落なビルなのに、中にはいるとクラシックな雰囲気の場所もあり、とにかくかっこいい。
デンマークのデザインに感動したので、
デザインミュージアムへ。
デンマークといえば椅子や照明。
名作椅子に座れるコーナーもあり、座り比べ。展示物、ぜんぶ素敵で欲しくなるんだけど目ん玉飛び出るくらい高いのを知って、
物欲もすーっと消えていく。
***
Slurp Ramen Joint (コペンハーゲン) の口コミ143件 - トリップアドバイザー
夜ご飯は、デンマーク人おすすめのラーメン屋へ。コペンハーゲンで人気のラーメン屋らしく、行列ができていた。
ラーメンは2000円くらいしたけど、塩、味噌、醤油の3つとも本格的な味で全部美味しかった。日本にあっても美味しいお店に入るくらい本格的。
まさかコペンハーゲンでラーメン食べるとは思わなかったけど、醤油が恋しい方にはオススメ。
コペンハーゲン番外編 友達のお家に泊まる
コペンハーゲン中央駅はかなりこじんまりしていた。
デンマーク人が東京に来た時に、我が家に泊めたので、そのお礼?に、我々も泊めてもらったのだ。
正直、自分の家と比べると恥ずかしくなるくらい、彼のお部屋が素敵だった。。
夕飯は、彼の手づくりごはんでベジタリアンディナー。
水で炊いた大麦の上に、煮込んだ野菜がのっている。かなりの薄味。デザートはケーキ。ビーツが効いててしっかり甘い。お土産にあげた抹茶キットカットを載せてくれる。
歳下の男の子が作ってくれた手料理を食べて、じーんとする。優しい味が沁みた。
コペンハーゲンは物価が高いので、若者たちはマンションをシェアして暮らしているらしい。
よしうめはこの旅で、ホームステイできることをとても楽しみにしていたんだけど、
彼らのお家は予想をはるかに超えた素晴らしい空間だった。学生が暮らしているとは思えない。
心地よい生活しやすそうな家。
彼らが大切にしているヒュッゲの精神をしみじみ感じる。
40平米無いくらいの、小さな室内の間取りはとても合理的。
バスルームはカーテンでトイレとシャワー室が仕切られていて、シャワー室は人が1人立てるのがギリギリ。とにかく狭いが、シャワーで済ますなら充分。
リビングに面した窓の下には、食料や食器を収納する棚になっている。ライトの使い方もすてきだ。
リビングの壁には、恋人の絵やアーティストから買ったという絵が額に入れられ飾られている。わざわざ額に入れてるのが素晴らしい。
食卓の椅子はボーエ・モーエンセンのJ39 シェーカーチェア。座り心地は最高。
セカンドハンドストア(中古屋)で買い集めたらしい。
デンマークでは18歳に親元を離れて
1人で暮らすと国から補助金が月10万くらい出る。学費も大学までタダだし、
進路に迷ったら誰でもホイスコーレと言われる生涯学習の学校で学ぶことができる。
どんな若者にもチャンスを提供するデンマークを羨ましく思う。
彼らはとても素直で自立心があるのは、そんな国の政策が関係しているような気がした。
ストックホルム旅行 行って良かった場所まとめ
<ストックホルム観光のスケジュール>
ストックホルム1日目
16:00 アーランダ国際空港着→市内へ移動
時差ボケもあるので早々に就寝
ストックホルム2日目
グラムスタン
ストックホルム3日目
グスタフスベリ
スカンセン野外博物館
ストックホルム王立図書館
ストックホルム4日目
市場
コペンハーゲンへ電車移動
***
行ってきた!
5月下旬とはいえ、ストックホルムは太陽が隠れると風が冷たく、薄いダウンジャケットを着て丁度くらいの気温。
ただ白夜のおかげで夜は21時くらいに日が沈む。
***
ストックホルム1日目
16:00 アーランダ国際空港着して、コペンハーゲンに留学中の友達と合流。
特急で市内へ移動。
時差ボケもあるので早々にホテルへ行き、就寝。
ストックホルム2日目
ガムラ・スタン(旧市街)とセーデルマルム巡りがメイン。
ストックホルムは各々の島が小高い丘になっていて
旧市街ガムラ・スタンやセーデルマルム地区といった主要な観光地は急な坂が多い。
1日中、街を歩いてると足がめちゃめちゃ痛くなる代わりに、高台に上がると
メーラレン湖とストックホルム市街の美しい街並みを見ることができた。
ガムラ・スタンや王宮を散策してから、
昼食はセーデルマルムにある『Babylon』へ。
本当は、知人から紹介された『Kvarnen』へ行こうかと思っていたのだけど、
『Babylon』の公園に面したテラスがあまりにも魅力的だったこともあって、
『Kvarnen』の伝統的なスェーデン料理はお預け。
テラスには大人気で犬や子供連れの方も多い。
英語のメニューも出してくれて、ランチ休憩。
日曜日だったので、セーデルマルムのお店は閉まっているところも多かったけど
行きたかった『Design Torget』や『Granit』に行けて満足。
上記の写真は生活雑貨のお店で『Design Torget』の店内。おしゃれなセレクトショップ。『Granit』はスウェーデン版の無印良品みたいな感じ。
基本的に物価は高めなので、買い物はしなかったけど、
スェーデンはコペンハーゲンより物価が安いから、ここでお土産を買っておけばよかった。後から後悔・・・。
夜はデパート巡り。
『NK』は衣料品や雑貨が主だったので、早々に切り上げて『Åhléns City』へ移動した。
『Åhléns City』は陶器やテキスタイルが充実したフロアーがあり、marimekkoやittalaはもちろん、
デンマークのインテリアブランド『HAY』のコーナーもあり、楽しかった。
デパート巡りで夜になったので、夕食は22時まで営業の『Kung Hallen』へ。
ヒュートリエットに面しているのでT-Centralen駅からも近いことと、
某ガイドブックにインドや中華料理、イタリア、メキシコ料理などのフードコートがある、と書いてあったので行ったが、
フードコートの店舗は、量が多くてジャンキーな感じだった。
スウェーデン料理を食べたかったのに、結局、パニーニを食べて、不完全燃焼。
日曜日でも23時ごろまで開いている店が多い、セーデルマルム島エリアで夕食にすればよかった、と後悔。
***
ストックホルム3日目
時差ボケのせいか、朝4時になると、お腹が空いて起きてしまう。
3日目も時差ボケが治らず、起床して食べ物を探すも手持ちの食料はなし。
お腹が空いてしょうがないので、セブンイレブンがオープンする朝6時を待ってコンビニへ。
早朝にも関わらず、通勤途中っぽいビジネスマンなど、人の往来があるのにはびっくり。
日本のセブンイレブンとは全く商品のラインナップが違う。
バナナとホットサンドを購入し、宿へ戻る。
ストックホルムを旅先に選んだ最大の理由が、グスタスベリのアウトレット。
お目当てはグスタスベリの陶器をお得に買うこと!
3日目はグスタスベリとスルッセンへ。
地下鉄のスルッセン駅からバスに乗り30分!
バス乗り場もわかりやすく、バスの中には液晶表示があり、各バス停の表示があったので
バスの旅は全く問題がなかった。
グスタフスベリ<Gustavsbergs Kontsthall>
グスタスベリのアウトレット。
イッタラのアウトレットは改装中でクローズ。
同じ敷地内にあるCromo Antik & Design(ビンテージ品を扱うお店)も定休日。
その代わり、グスタフスベリのアウトレットと、同じ敷地内にあるカフェでゆっくり過ごすことができた。
アウトレットにはお買い得商品が目白押し。
特にリサラーソンの動物モチーフのオブジェは日本の半額くらいの値段で買える。
全てのコレクションが揃っているわけでは無いけれど、
お気に入りを見つければかなりお得な買い物が出来るので楽しい!
ここで買ったのは・・・!
リサラーソンのキツネの置物!
約8661円!物価が高い北欧でも、日本でかうよりお値打ち
アウトレット品といっても、キズや欠けはないし、一番のお買い物だった!
キツネを買ったので、お皿は買わなかったけど、素敵な陶器がたくさん。
スタッフさんが陶器の柄付け作業していたので暫し見学。葉っぱのシールを1枚1枚丁寧にくっつけていた。
カフェ・トルンフーセット<Cafe Tornhuset>
グスタフスベリと同じ敷地内にあるカフェ。このお店には感動した。
お昼時に行ったら店内はほぼ満席。地元の方が多かったように思う。
ランチは90SEK(約¥1100)で、メインを1つ選んで飲み物やパンは食べ放題。
サラダランチは圧倒的なボリューム。
穀物がぎっしりでハード系のパンは数種類の中からチョイスでき、フムスやチーズ、バターも数種類完備。
美味しいし、お腹いっぱいになるし、コスパが良く、眺めも最高だった。
なんと目の前は海でちいさな港なのだ!
ふたたび、スルッセン駅に戻り、フェリーでユールゴーデン島へ。
スカンセン<Sakansen>
世界初の野外博物館ということで、どんな施設なのか、とても期待して行った。
敷地が広いが、平日だったこともあって園内はかなり空いていて
ゆったりとした時間が流れていた。
個人的にストックホルムで一番ワクワクしたのは園内にある動物園。
グズリー(熊)やトナカイ、ムースなどスカンジナビアに暮らす動物を見ることができた。
大型動物のほとんどは狭い檻の中ではなく、野外のゆったりとしたスペースで飼育されていることが印象的だった。日本の動物園と比べると倍の広さのスペースで飼われているイメージ。
日が暮れてきたので、スカンセンからトラムで街の中心地へ移動。
『Swedish handicraft』は店名のとおり、手芸店だ。
ウールの毛糸やブランケット、帽子、靴下、欲しいものが目白押し。
自分用にウールの帽子と、友人にお土産の靴下を購入。
夕飯はLao Waiへ。
知人からオススメされたビーガン向けの中華料理店。
小さい店だけど、地元民で大にぎわい。
2日目にして、白飯と醤油が恋しくなってしまったよしうめ一行が注文したのは、
3人で食事3品とビール2杯、ウーロン茶。
肉なし野菜炒め2品にはライス付きで、前菜は冷奴!
しめて780SKK!(約9000円!)高い!
税金が37%も掛かっているから仕方ない。。
夕食の後はお店から近い、ストックホルム王立図書館へ。
平日だったので図書館は夜の21:00まで開館しており、滑り込みセーフ!
360度、本に囲まれた図書館は、素敵!の一言。
映画やドラマのセットのよう。
そのままバスに乗って、宿へ戻る。
***
ストックホルム4日目
今回、我々が選んだ交通手段は・・・電車!!(移動については別項にまとめる)
T-Centralen駅のロッカーに荷物をぶち込んで、移動前に腹ごしらえをすることにした。
『Saluhall』屋内市場でランチ!
Saluhallの看板がある古い建物は工事中で、まさか営業してないの!?と一瞬ヒヤリとしたけど
すぐ隣のビルで営業してた。
市場はクリーンで洗練された雰囲気。市場というよりデパ地下のデリカッセンみたいな高級感。
市場に入ってすぐの『Tysta mari』が席数も多く、ランチメニューがあったので、食事することにした。
よしうめは、タラのフライ、同行者はブイヤベースを注文して約¥3900。
このお店もパンは食べ放題だし、メニューはストックホルムの料理って感じだし、美味しかったー。
お腹も膨れたので、ストックホルムに戻り、いざコペンハーゲンへ!
コペンハーゲンとスウェーデンに旅して考えた5つのこと
1.ヒュッゲは生活に欠かせない魔法の言葉
デンマークにはヒュッゲという言葉がある。
デンマーク人の友人に聞いたところ、
ヒュッゲとは、自分にとって心地よい時間ということで、
デンマーク人はこの精神をすごく大切にしている、という事だった。
家族や友達と過ごすことや、なんでもない時間を大切にしている。
例えば、公園の芝生の上で寝転んでいてもヒュッゲ。
よしうめは、ヒュッゲという考え方がすきだ。
家でぼーっとしている時間も、公園で日向ぼっこをしても、
生産性が一切なくても
自分がリラックスできればヒュッケなんだと思うと、心が軽くなる。
ただ怠けているわけではなくて、必要な時間なんだ!
2:コペンハーゲンのビルはかっこよすぎる。
コペンハーゲンの街並みで印象的だったのは新しいビルがとにかくおしゃれで目立つ事。
ビルは無機的になりがちだけど、ビル自体が有機的な(曲線的)なデザインだったり、
ガラスや木の使い方が素敵で、無機質な印象を受けない建物が多かった。
コペンハーゲンの海辺のビルにはテラスがあったり川岸もたくさんの人が腰かけて
ヒュッゲを楽しめるようなスペースがあったのも印象的だった。
王立図書館のブラックダイアモンドは海辺にあり、外観は直線的なデザインが
海とのコントラストを際立たせ建物自体を引き立てている。
内部にはクラシックな空間もあって、そこを含めていい感じ。電柱もなく、高層ビルも少ないせいか空がとても広い。
落書きやごみはほとんどない。
いたるところに大きな公園や木々があり、新緑のシーズンに行ったからか
緑が本当に美しかった。
夜は5月中旬で日が沈むのは21時ごろ。
自転車専用道路があり、地下鉄もバスも便利。
冬を知らないせいか、単純にとても良い街だな、と思う。
3:エコはライフスタイル。エコは選べる。
関心したのは、
スーパーにある食材にエコマークがついた製品があること。
環境に配慮した製品と、そうでない製品が一目でわかるようになっていて
消費者が製品を選ぶ事ができるのが良い。いたるところにビーガンやベジタリアン向けのメニューや製品がある。
ビーガン専用の食料品店もあった。
『食事は肉も魚もNG。美味しくなさそうな食事なのに、なんでわざわざベジタリアンになるんだろう?』と不思議だったけど、
デンマークでご飯を食べて納得した。
ベジタリアンの料理は普通に美味しいし、ヘルシーなので健康的なくらいだ。
品物のバリエーションも日本より豊富で、スパイスやハーブを多用しているので、食べ応えがある。
4:人それぞれ違うのは当たり前。
ベジタリアンになる理由は人それぞれで、動物がかわいそう、とか環境問題に意識があるから、とか。
自分なりの理由を、当たり前のように言う。
日本だと周りにどう思われるかが気になって、自分の意見はハッキリと言わないと思うから驚いた。
自分の意見として表明し、
他人が決めたことを、あれこれ言わないで、尊重する。
デンマークでは一人一人の考え方が違うのは当たり前、という考え方なんだろうな。
子供の頃から尊重されて、大人になったんだな、と思った。
意見が違っても、その人を否定するような事はほとんどないから、
自分の意見を堂々と言えるし、周りと意見が違おうが気にしない。大切なのは自分が納得できるかどうか。
日本は洋服や食べ物の流行はあるけれど、環境への配慮からベジタリアンやビーガンになる、というような
生活スタイルの流行はあまりない気がするけど、これからの日本も少しずつベジタリアンやビーガンもライフスタイルとして定着するだろう。
どんなライフスタイルだろうと、1人1人が尊重されて、生きやすくなるといいな。
5:物価が高いけど、絶対行った方がいいデンマークとスウェーデン。
北欧が素晴らしいのは知っていたけど、こんなにも素晴らしいとは知らなかった。
何が素晴らしいかって?
暮らしを楽しくするヒントがたくさんあった。
ヒュッゲやフィーカを楽しむことや
インテリアで心地よい空間を作ること。
人それぞれの意見を尊重すること。
ああ、また行きたいなあ、北欧。